パチンコ店の騒音は、店に入ったことがある人なら誰もが知るところ。さらに、玉の循環設備の音やアナウンス、BGMも加わります。遊技している人は平気かもしれませんが、大変なのは近隣の方々。
深刻なトラブルに発展する前に、ぜひ、ご紹介した内容を参考にしながら適切な防音対策を検討してみてください。
騒音の大きさを表すデシベルdBという単位があります。「80dB」と言われても、それがどれくらいの騒音なのか。たとえば、パチンコの騒音は80dBで走行中の電車内と同じレベルです。近づいて、かなり大きな声で話さなければ会話が成り立ちません。
パチンコ屋からの騒音で困っています。
駅前のマンションに住んでいるのですが隣のビルのパチンコ屋が改築されてリニューアルオープンしました。以前はほとんど気にならなかったのですがリニューアル後は気になるレベルでお店からの騒音(特に流れている音楽)が聞こえてきます。
パチンコ屋は毎日営業します。毎日閉店時間である23時まで騒音につきあうのは無理なのでなんとか辞めてもらいたいと思っていますが、直接店舗までクレームをつけにいってもあまり効果がないように思えますし、お店から恨まれそうで怖いです。(後略)
パチンコ屋の騒音について。パチンコ屋の隣に住んでいるのですが、夏になると窓を開けて営業するので、うるさくてたまりません。
一歳の子どもが9時に寝るのですが、うるさすぎて何回も起きてしまいます。(後略)
騒音で困っています。
パチンコ屋からの騒音で困っています。
駅前のマンションに住んでいるのですが隣のビルのパチンコ屋が改築されてリニューアルオープンしました。以前はほとんど気にならなかったのですがリニューアル後は気になるレベルでお店からの騒音(特に流れている音楽)が聞こえてきます。
パチンコ店の音に関する基準のひとつに「騒音や振動が条例で定められた数値(デシベルという単位で数値を定めています)に満たないように維持されるため必要な構造又は設備を有すること」とあります。要するに、騒音や振動が、条例で定められた数値にならないようにしてください。さらに、なってしまいそうな場合は、防音設備等を追加して騒音を軽減してくださいということです。
これらの構造設備基準については、かなり細かく検査されることから、業者に相談しながら防音材を選ぶことが重要です。
大きな音がするパチンコ店は、騒音対策が不可欠。
周辺の住民の生活環境への悪影響を抑制するために風営法があり、騒音や振動が周辺住民の生活に迷惑にならないように配慮すればよいと思います。
しかし、騒音対策をしないとトラブルに繋がることも多く、住民から騒音などの苦情があれば、警察としてはパチンコ店を調査せざるを得ません。
そうならないためにも、騒音対策や防音材選びも営業上の重大なリスクにかかわる問題として捉えていただきたいものです。
防音力の高い防音材メーカーをお探しの方へおすすめ!①防音材の品質で第三者機関から受賞されている、②対応できる周波数や騒音レベルの数値測定をし、それを公表している、という2つの基準から、防音材メーカー3社を厳選しました。それぞれ、得意な建物別に分類してご紹介します。
【選定基準】
2021年12月16日(木)時点、Google検索で「防音材 メーカー」で上位表示していた52社から、「防音材の品質について受賞歴(※)」があり、「対応できる周波数や騒音レベルの数値測定を公表」しているメーカーの中から選定。
「受賞歴」「数値測定を公表」しているメーカーの中ではそれぞれ…
・静科:19つのラインナップを揃え、一番製品のバリエーションが多く、対応範囲が広い
・ユニックス:大型公共施設の事例掲載が最多(2021年12月16日(木)時点)
・日鉄神鋼建材:道路・鉄道に特化した防音材のラインナップ
(※)防音材の品質で第三者機関から受賞されている(デザイン受賞は除く)