安い防音材は手軽に導入しやすいメリットがありますが、シートタイプとパネルタイプならどちらの方が安いのでしょうか。こちらのページでは、安い防音材の種類や、防音材選びで後悔しないためにも知っておきたいポイントについて詳しくご紹介します。
手軽に防音対策をしたいと考えている方のなかで、シートタイプとパネルタイプで迷っている方も多いでしょう。安さだけでいうとシートタイプの方が安い傾向にありますが、厚みがあり物理的に防音性能が高い傾向にあるのはパネルタイプなので、騒音源の状況や環境などに応じて決めると良いでしょう。
騒音対策を行う場合は、遮音・吸音どちらの性能があるか、どのくらいの周波数に対応しているか、どの程度の騒音レベルに効果があるかというポイントが大変重要となっています。安い防音材もコスト面で大きなメリットがありますが、安さだけで選んでしまうと防音できずにもう一回いちからやり直し…となってしまうケースもあります。そのような失敗をしないためにも、品質の高さで選んだ防音材をご紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
防音材を選ぶ場合、安さだけでなく性能面もきちんとチェックしたいところです。そこで、防音材の理想的な性能についてご紹介します。
防音材は大きく分けて「遮音材」と「吸音材」の2種類があります。騒音対策を考えると遮音材のほうが良いと考えがちですが、遮音・吸音両方の性能を兼ね備えた防音材がおすすめです。そのため、しっかりと両方の性能があるかをチェックしてから選びましょう。
防音というと遮音性能ばかり気になってしまう方も多いですが、遮音は音を跳ねかすため、反響音も不快な音の原因となってしまいます。そのため、適度な反響防音性能を求める場合は、吸音性能があるかもしっかりチェックしましょう。
防音材にはさまざまな種類があり、防音材に含まれるアスベストや、人体に影響のある化学物質が発生することによる健康被害なども警告されています。マンションやビル、オフィスや作業場など、屋内で使用する防音材は特に、健康被害の対策もできている防音材かどうかもチェックしましょう。
防音力の高い防音材メーカーをお探しの方へおすすめ!①防音材の品質で第三者機関から受賞されている、②対応できる周波数や騒音レベルの数値測定をし、それを公表している、という2つの基準から、防音材メーカー3社を厳選しました。それぞれ、得意な建物別に分類してご紹介します。
【選定基準】
2021年12月16日(木)時点、Google検索で「防音材 メーカー」で上位表示していた52社から、「防音材の品質について受賞歴(※)」があり、「対応できる周波数や騒音レベルの数値測定を公表」しているメーカーの中から選定。
「受賞歴」「数値測定を公表」しているメーカーの中ではそれぞれ…
・静科:19つのラインナップを揃え、一番製品のバリエーションが多く、対応範囲が広い
・ユニックス:大型公共施設の事例掲載が最多(2021年12月16日(木)時点)
・日鉄神鋼建材:道路・鉄道に特化した防音材のラインナップ
(※)防音材の品質で第三者機関から受賞されている(デザイン受賞は除く)